これぞ豚カツ百名店の実力! 高田馬場、とんかつひなたを初訪問 正にご馳走、上ロースと共にしきんぼかつを食べ比べ

この日の前日は、自分で名乗るのも恥ずかしい程

「にわか中のにわか」ファンとして、ラグビーワールドカップの決勝リーグ

日本対南アフリカ戦を観戦すべく、調布にある味の素スタジアムへ

 

試合終了後に千葉まで帰宅することは難しいと判断し

事前に中央線沿線にてホテルを予約し、そちらへ宿泊

 

今回は高田馬場にてホテルを取ったのですが

その理由はもちろん、翌日のランチを目指す為

 

高田馬場からであれば、新宿にも足を伸ばせるほか

早稲田方面など、長らくブクマしている名店が多数

 

その中で、今回白羽の矢を立てた先がこちら

JR高田馬場駅から、徒歩5分程

 

駅前の大通りから1本入った裏路地にお店を構える

豚カツの百名店、とんかつひなたとなります

 

ホテルのチェックアウトが10時である事から

同時間にホテルを出てお店へ向かったところ、さすがにまだ列はなし(笑)

 

開店時刻は11時とのことですので

近所のカフェで時間を潰すか、それともドラクエウォークに勤しむか・・・

そんな選択肢を与えながら、お店の開店まで暇つぶしに働くものとなりました。

JR高田馬場駅から徒歩5分、路地裏ながらに行列を作る百名店、とんかつひなたを初訪問!!

開店時刻の1時間前に店へ着いたものの、流石に先客の姿は無し

平日とは言え、百名店はおろか、様々なメディアでも度々紹介されるお店

 

ある程度の行列を覚悟の上、早々にお店へ向かったものの、流石に早すぎ

ひとまず近隣のカフェで時間を潰し

更には、ドラクエウォークのメガモンスター討伐などをこなし・・・

 

時計の時刻は10:45となった頃に再度お店の方へ

先ほどは人ひとりいなかった通りに、1名男性の姿を発見

この雰囲気からすると・・・開店待ちだな??

 

念のため確認を・・・と、声を掛ける事が出来ない人見知りな私は

なんとなーく、その雰囲気を察した表情を浮かべ、男性の後ろに並ぶことに

 

ちなみに、同店の前の通りは一通で道が細いこともあり

列を作り並ぶ際には、上記の様な注意書きがありますので

そちらの指示に従った形で、並ぶ様にご注意下さい

 

結果、2番手として列に付け、開店を待つこと5分

開店時刻の10分程前になると、私の後ろにも列が並び始め

気付けば、開店前にして10名程の行列が完成

 

それと時を同じくして、お店の方からスタッフさんが出てきて下さり、

こちらのメニューを先に手渡しして頂くものとなりました

上記はランチメニューとなっており、提供される定食の種類は全6種

 

それ以外に、食べ比べを楽しめる「とんかつひなた」の特徴として

・とんとろかつ

・しきんぼとんかつ

といった2品については、単品での注文が可能とのこと

 

また、前述した6種以外に

「特選」と名付けられた定食が全3種

 

恐らく、特選はその名の通りの品になるのでしょうが

それだけにお値段もそれ相応の価格・・・

 

対し、ランチの定食であれば

130gのロースが1000円、190gの上ロースが1500円とリーズナブル

 

加えて、ひなたの楽しみ方と言えば、やはり豚カツの食べ比べ

せっかくなので、とんとろないししきんぼと食べ比べてみたいので

本日はランチの上ロース、更にはしきんぼを頂いてみようと思います。

これぞ名店ならではの豚カツ!! 厚切りながらにしっとり上ロースに、脂の旨味満載のしきんぼを堪能!!

開店時刻の11時を迎え、順に店内へと案内

銭湯から2番目に着ける私は、奥のカウンター席へと通されるものとなります

 

外で待つ間に目にしていたメニューより

・ランチ 上ロースカツ定食

・しきんぼかつ

以上の2品をオーダー

 

注文後、手際の良い作業で順に揚げられていく豚カツを眺めながら、待つこと15分程

こちらが、高田馬場の行列が出来る人気店

「とんかつ ひなた」にて頂く、上ロースカツ&しきんぼかつとなります

 

さて、まずは上ロースの方から眺めていきますが、

ごくごく薄めの衣を身に纏ったロースカツ

中心部は割としっかり目に火が入っているものの

端へいくに連れ、ピンク身が強くなっており、1つの上ロースでも味の違いが楽しめそう

 

共に頂く付け合わせには、

大根に油揚げらが入った豚汁

 

そして、

たっぷりのキャベツに香の物、といった組み合わせとなります

 

キャベツについても拘りを感じさせるようで、

見事なまでに薄くスライスされたせん切りにて提供

フワッとした柔らかな食感を味わう事が出来ます

 

それでは早速、上ロースカツから頂くのですが

こちらでは、卓上にオイルや塩など様々な調味料が用意

 

まずはお勧めの食べ方とされている

オリーブオイルをひと垂らしして頂いてみますと・・・

 

うーん、甘い!!

脂の甘みが口内の温度で一気に溶け出し

豚肉特有の甘みが四方八方へと広がっていきます

 

これだけの脂を備えていながら、しつこく感じさせないのは

共に頂いたオリーブオイルの効能でしょうか

 

こちらも風味と香りを引き立てており

上ロースの甘みを活かしつつ、豚カツ特有の重たさを感じさせない効果をもたらします

 

また、豚肉の絶品さに隠れているものの

衣の食感や油の加減も、実に絶妙な仕上がり

 

これらは素材では無く、技術によるものとなりますが

当然の如く、絶品素材の持ち味を引き出す技術も一級品である事を感じさせます

 

お次は味変を試みるべく、

塩を一振りして頂く事に

 

光の加減で見た目には分からないものの、

少量の塩で頂く事によって、豚肉の甘みがより顕著に引き立ちます

 

先のオリーブオイルに比べると、若干重さが生じるものの

豚肉の脂こそ至高とする私的には、

やっぱり塩で頂き、美味しさを感じられる豚カツこそ、究極系に感じます

 

とは言え、やっぱりソースでの味わいも試してみたく、

続いてはソースに和辛子をトッピング

 

これはこれで、旨味を引き立てているものの

素材の持ち味以上に、強い甘みと酸味が出てしまい

せっかくの豚肉の甘みを押し殺す結果に

 

やはり、塩が一番

2番手に選ぶのなら、香りと風味が立つオリーブオイル

このいずれかが私好みの食べ方となりました

 

そして、忘れてはいけないのが、

追加注文にて頂いた

「しきんぼかつ」となります

 

しきんぼというのは、外モモと内モモに挟まれた部位だそうで、

豚1頭から2本ほどしか取れない希少部位戸の説明が

 

ロースに並ぶ程、厚く切られた肉の中心はピンク味を帯びていて

ヒレ肉に近い、アッサリしながらも強い旨味を感じる部位となっています

 

脂の少ない部分となりますが

こちらにはトリュフ塩がお勧めとの話で、そちらで頂くと

鼻を抜ける良い香りを感じつつ、しっとりした柔らかさの中から甘みを感じさせます

 

上ロースに比べ、お値段もリーズナブルな反面

量も少なめでの提供となりますが

ロースの脂よりもヒレを好む方には、こちらもまたお勧めできる部位となりそうです

 

 

そんな感じで、ランチながらにも

二種の豚カツを食べ比べるという、ブルジョワのような一食を堪能した

高田馬場にある名店、とんかつひなた

 

事前に得ていた情報や前評判に

尾ひれはひれが無い、評判通りの名店である事を確認

 

頂く豚カツの美味しさはもちろんながら

行列店ではあれど、そこでお客さんに負担を掛けさせまいとする

対応の素晴らしさなど含め、人気に納得する名店となりました

 

また、同店では事前予約が必要ながら

ディナーでは更に多くの部位の豚カツを食べ比べる事も出来るのだとか

 

次回は是非、更なる豚カツの食べ比べを

ビール、、、いや、日本酒らと共に嗜んでみたい限りです。

 

とんかつひなた

■ とんかつひなた

■ 住所:東京都新宿区高田馬場2-13-9 鈴木ビル1階

■ 営業時間:11:00~14:30 / 17:00~21:00

■ 定休日:日曜日

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