渋谷が誇るラーメンの百名店、中華麺店 喜楽 原作版孤独のグルメでも知られる、行列店にて頂くチャーシューワンタン麺&焼き餃子

2ヶ月に一度ペースで通っている渋谷の美容室

この日もまた、そちらへお邪魔するものとなったのですが

そのついでに、しっかり渋谷の名店ランチをチェックする事に

 

数多くの老舗、名店、新店が集う渋谷の町

その中に於いても、ひときわ

「老舗」として、多くの人に愛される中華料理店となるのが、

道玄坂にある

「中華麺店 喜楽」というお店

 

2019年度の食べログ百名店にもエントリーし

孤独のグルメの原作本でも紹介される程の名店なのだとか

 

同店について、軽めの情報は以前から持ち合わせていましたが

こちらのメニューにもある通り

提供される品々は、良くも悪くも

「昔ながらの町中華」といった様子の品々となりまして

 

煌びやかにSNS映えするお店が建ち並ぶ渋谷に於いては

いささか風合いの違ったお店でもある事から、足を運ぶ機会無くいたお店

 

今回は満を持して、ここ

「中華麺店 喜楽」を訪れてみようと思います。

渋谷、道玄坂に連日行列を作る、中華麺店 喜楽 食べログ百名店にもエントリーの人気店を初訪問

お昼前から連日、行列の絶えない人気店となる中華麺店 喜楽

実はこの2ヶ月前(その時も美容室ついで)に訪れようとした同店

 

ただこの日は、雨が降る悪天候に加え

そんな天気ながらに、傘を差して並ぶお客さんが5~6名

 

といった状況から、訪問を断念

改めて今回、お店を訪れるものとなりました

 

この日、店先に着いた時刻は13時少し手前

ちょうどお昼の繁忙帯が過ぎた後とあってか、外待ちする列は1組のみ

その後ろに付け、待つこと3分程で2F席へと案内されるものとなりました

 

早速手に取るメニューはと言うと、

まずは麺類ですが、中華麺(700円)を筆頭とし、

そこに各種トッピングが追加される形・・・

と思しき品が並ぶものとなります

 

その中にあって、若干気になるのが

・冷麺

・炒麺

この2品

 

冷麺は恐らく、盛岡・・・ないしは韓国風のアレでしょうし

炒麺というのも、ソースでは無い味付けの焼きそば風な品じゃ無いか、と

 

ただこれはあくまで予想の範疇

老舗ながらに、胡座をかかずにいるからこそ

絶えず行列を作る人気店であれば、想像を越える可能性も否めません

 

それらに加えて、塩味系の

・タンメン

・五目麺

などに続き、ワンタンは単品でも提供

 

そして裏面メニューにいくと、

こちらには、老舗中華らしい定番を発見

品数こそ決して多くありませんが、

餃子に肉ニラ、ピータンなどのおつまみも発見

 

その下に行くと、最後はご飯もの

チャーハンに中華丼が並ぶメニュー構成となります

 

さて、本日のオーダーですが

悩むものの、やっぱり最初は中華麺を

 

せっかくなので、一通りのトッピングが堪能出来そう?な

「チャーシューワンタン麺」を頂いてみようと思います

 

そして、麺類に並び気になるチャーハンですが

こちらについては、同伴したカミさんがオーダーするとのこと

ついでに、二人でシェアすべく餃子も頼んでみようと思います。

 

冷やしにタンメン、ワンタンと魅力的な麺類満載な中、チャーシューワンタン麺を食べてみた

注文を終えるとまずは、チャーハンの付け合わせとして、

こちらの玉子スープから提供がスタート

 

優しい獣骨系に薄ーく綺麗に降り注ぐ、溶き卵

このスープがベースとなり、各種麺類も提供されるのでしょうが

この味わいなら、間違い無いことが確信出来る、そんなスープですね

 

続いて、一足早く提供となったのが、

こちらのチャーハン

お玉2つ分はありそうな、しっかりボリュームあるご飯

 

具材は、ネギと玉子、チャーシューとなっており

シンプルな素材使いにはなるものの、とにかく秀逸なのがお米のパラパラ度合い

 

一粒一粒がしっかり油・・いや、ラードを纏い

玉子とも綺麗に絡んでおりながら、ツヤッツヤに輝きを放つほど

 

しっとりと油を纏っていながらも、パラパラした食感を生み出しているのは

お米そのものの炊き方からして、拘りを持っていることが伺えそうです

 

上記に遅れること、続いて提供となったのが、

ワンタンチャーシュー麺、そして餃子となります

 

全て出揃った本日の食卓ですが、

まずはこちらの中華麺

 

チャーシュー&ワンタンは追加のトッピングとなりますので

デフォでの盛り付けには、味玉ともやし

そして、揚げネギが加わったラーメンになる様です

 

まずは当然、スープの方から頂きますと

しっかり旨味を感じる、獣骨系の味わい

 

鶏と豚の旨味を感じる一方、角の無い甘みを与える醤油

万人が喜ぶ、昔ながらの中華そば・・・

といったテイストながら、ここにアクセントを与えているのが揚げネギ

 

スープをしっかり吸ったネギそのものも美味しいのですが

この香ばしさが、優等生な仕上がりとなるスープに、ひと味のやんちゃさを与えています

 

スープの旨味を蓄えたもやしも、トッピングとして秀逸

行列が出来る人気店らしい、飽きを感じさせない味わいと言えますね

 

続いては麺の方へ

加水率低めのモッチリした麺

意外な太さではありますが、この太さ故の食感が心地よい味わいを生み出します

 

前述した揚げネギ、もやしらと共に啜ることで

より麺のもっちり感が際立っており

各種具材もアクセントとして働き、口の中で絶妙に混ざり合っていきますね

 

続いてはトッピングに移っていき、

まずはこちらのワンタンから

 

皮は気持ち固めの茹で加減に思われますが

これはスープの余熱で火が入ることを計算して、でしょうか

 

べっちゃりしてしまう皮よりは

少し固めなくらいの方が、心地よく頂けますが

今のタイミングで頂くには、ちょっと早いのかな

 

改めてスープに沈め、その時を待つものとしますが

麺同様に、モッチリした皮の食感

程良いサイズの餡、香味野菜の旨味が三位一体となる仕上がり

 

昔ながらの中華料理店であればこそ・・・

の嬉しいトッピングとなる一方、

皮の茹で加減を食べながら調節する行程は必須となりそうです

 

続いては、もう一つの追加トッピング

こちらのチャーシューですね

 

肉厚でしっかり味が染みこんだ仕上がり

それでいながら、パサつきは無く、しっとり感も残しています

 

こちらの味付けには、八角?が使用されている様でして

独特の風合いを持ち合わせていますが

これも最近でこそ見なくなったものの、昔ながらの中華らしい味付けと言えそうですね

 

そして最後は、

こちらの餃子へと移っていきます

 

一つ一つが大きめの仕上がりとなっていますが、

焼き目が均等な上、皮は凜とした佇まい

中の餡もたっぷりと入っており、肉汁の旨味を感じさせます

 

醤油やラー油で強く味付けするよりも

お酢に胡椒を一振りした、通称「酢コショウ」がマッチする味わい

これもまた、歴史ある名店ならではの逸品として堪能させて貰いました

 

 

そんな具合に、かねてより訪問機会を狙っていた

渋谷、道玄坂の老舗中華料理店、中華麺店 喜楽

 

毎度行列に阻まれ、ようやく得たチャンスとなりましたが

その人気ぶりが示す通り、さすがの名店といった味わいばかり

 

中華麺に餃子、どちらも高い水準でしたが

中でも群を抜いていたのは、チャーハンの際だった存在感

 

次はチャーハンを主役に選びつつ

肉ニラ炒めなど、おかずと共に味わってみたい1品で間違いありませんね。

 

中華麺店 喜楽

■ ちゅうかめんてん きらく

■ 住所:東京都渋谷区道玄坂2-17-6

■ 営業時間:11:30~20:30

■ 定休日:水曜日

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