この日は二ヶ月に一度となる、渋谷訪問の日
予定が12時からとなるので、その前に毎度ながらのランチを頂くことに
今回は早々に目的地も決まっており
そう、前回訪問しようとしたものの未遂に終わったあのお店
参照:つじ田 渋谷フクラス店を初訪問 ツヤツヤ麺に酢橘に黒七味の味変が秀逸、濃厚つけ麺⇒
同じく渋谷に長くお店を構えていたのですが
この4月に移転、新たな店舗で営業を再開したあの名店
中華料理 長崎飯店となります
孤独のグルメを始め、メディアでも紹介されている
渋谷きっての人気中華料理・・・というか、長崎料理のお店が正解でしょうか
ちゃんぽんに皿うどんといった
長崎ならではの品を渋谷で長く提供してきたこちらのお店
以前は年季の入った店舗での営業だったものの
この4月に移転した先は、国道246号沿いの大きなビル、しかもその1Fとなる路面店
オープンしたてとなる店舗だけに、入り口も当然綺麗なもんですが
店舗の横も全てガラス張りになっており
店外からも中の様子が伺える仕様となっております
もちろん、孤独のグルメの宣伝も欠かさず掲載となる同店
それでは早速、移転オープンとなった長崎飯店を初訪問してみましょう。
国道246号沿いに4月移転&リニューアルとなった渋谷の名店 中華料理長崎飯店を訪問
この日、お店に着いた時刻は11時を少し回った所
11時が開店時刻となる同店ですが、辿り着いた店内は既に7割近くのお客さんで賑わう盛況ぶり
以前のお店も、建物の年季は入っていたものの
40席近くあり、外観以上に広い作りとなっておりましたが
こちらの新店もまた、テーブル席に円卓にと
以前とほぼ変わらないくらいの席数を有した作りとなっております
そんな長崎飯店のメニューですが、まずはこちらがランチメニュー
店内に案内されるや否や、円卓での相席となった為
アップによりランチメニュー撮影が行えなかったのですが
ランチで提供されるのは全6品となっており
・ちゃんぽん
・皿うどん
・ムスロ
・皿うどん(柔麺)
・野菜炒めセット
・ラーメン半チャーハンセット
以上の品々となっております
これらのウチ、ちゃんぽんと皿うどんには
ご飯を付けられるセットメニューが提供される他
両品共に、具材が増加した
「特上(+350円)」を頂く事が可能となっております
続いて、以下はグランドメニューになっており、
前述したちゃんぽんや皿うどんはもちろんのこと
夜になると酢豚や青椒肉絲、麻婆豆腐といったランチの定番もオーダー可能に
その他、餃子や春巻きなども頂けますので
お酒と共におつまみ各品を味わう事ももちろん可能
そんなメニュー各品が並ぶ長崎飯店ですが
本日の選択は、皿うどんかちゃんぽんかの二択に
悩んだ末、今日の所は
特上ちゃんぽんを頂いてみようと思います。
野菜に海鮮に、具沢山な上にいずれも手の込んだ具材がたっぷり、長崎飯店で頂く特上ちゃんぽん
通常のちゃんぽんと特上ちゃんぽん、
写真で見る限りでは、具材の量のみが異なる様に伺える2品
ですが、店内の説明によれば
同品々ではそもそも、調理の行程が異なるのだそうで
その影響もあり、提供時間も前後するとのこと
確かに、私の方が先に入店し特上~をオーダーしたのですが
私の後に入店し、通常のちゃんぽんをオーダーされたお客さんの方が提供も早く
特上と、デフォのちゃんぽんとの間には
お値段以上の開きが存在することは間違い無さそうな雰囲気
ならば期待も一層高まるものとなりまして
注文から待つこと20分ほど、
こちらが中華料理長崎飯店で頂く
「特上ちゃんぽん」となります
正統派のちゃんぽんと思わず呼びたくなる
しっかり豚骨を感じるスープに、器を埋め尽くす程に豊富な具材達
特に海鮮系の具材が豊富となっており
豚骨スープに加え、これら具材からも旨味が染み出る事が予想されます
そんな海鮮、豚骨のコラボを味わうべくまずはスープ
しっかりと白濁したその色味通り
ベースとなるスープには豚骨由来の旨味を感じます
が、それと同時に押し寄せるのが
想像通りの海鮮がもたらす磯の風味
特にアサリら貝系からの出汁を強く感じ
豚骨と共に旨味を高め合っている感が伝わってきます
本来ならお次に麺へと進みたいものの
とにかく具沢山過ぎてしまい、麺すらまだ到着出来ないほど
結果、具材の方を先に少し頂くものとなるのですが、
レンゲひとつですくい上げただけでも
かまぼこにアサリ、イカと魚介系具材が盛り沢山
中でも注目すべきはイカの存在でして
ちゃんぽんの具材ながら、ミックスシーフードはおろか、冷凍ですら無く
同品に使用するべく、しっかり包丁の入った
ちゃんぽん用の具材として、イカを使用
こぎみ良い食感を感じさせながら
スープに絡まり、旨味も立ち上がるものとなり、たった1口の具材でも満足度爆アゲ
更に二杯目のレンゲには、
キャベツに豚肉、キクラゲに竹の子と、これも具沢山
野菜にはしっかりスープの旨味が染み入っており、これだけでもオカズになる美味しさに仕上がっております
更に頂く具材の方には、
うずらにインゲン、そしてプリップリの海老
先に頂いたイカ同様、海老も同品のために調理されているようで
冷凍では味わう事できない、プリッとした食感に甘みも混在
これら具材の豊富さ、更に量の多さでも満足を得る一杯ですが
ここでようやく辿り着けるものとなるのが、主役の麺
使用されているのはもちろん、ちゃんぽん麺
中華麺とは異なる、特有の柔らかさ
歯切れの良い食感に、程良く絡まるスープとの一体感
中太の麺ならではの食べ応えも折り重なり
豊富な具材と頂く事で、十分なボリュームにも達してくれるほど
そんな麺を頂きつつも
まだまだ飛び出てくる新参者の具材達
イカのげそ部分やヤングコーン、
更には人参、シイタケ、マッシュルームらも入り乱れる具材の豊かさ
この1食でサラダも同時に摂取出来るのでは
と錯覚させるほど、野菜が豊富なのも同ちゃんぽんの魅力となります
そして終盤には味変へと移りたいところで、
今回は5人掛け?の円卓へと通されるものとなり
他のお客さんとの相席となったのですが
中華の円卓、その中央に置かれるのが卓上調味料
本日はちゃんぽんとなりますので、ここから胡椒を選択
終盤にはスパイシーな香りを加えていきながら
久々となる同店のちゃんぽんを、余すこと無く堪能させて頂きました。
という訳で、前回の渋谷散策時には移転中となり
訪問叶わずとなっていた、長崎飯店
今回は新店への移転、リニューアルにて初訪問となりましたが
頂くちゃんぽん、皿うどんら店名由来となる長崎らしい品々はいずれも健在
また本日は、相席となった為に
他のお客さんが注文している品も目にするものとなったのですが
その中で、特に気になってしまったのが
木須肉(ムスロ)の定食でして
たっぷり玉子で綴じられた、キクラゲと豚肉
更には蒸し餃子もセットとなる同定食は、隣で見ている私にも美味しさが伝わる程
皿うどんにちゃんぽんと、二大巨頭を並べる同店のランチですが
このムスロも、ぜひに一度食べてみたい一食となりました。
長崎飯店 渋谷店
■ ながさきはんてん しぶやてん
■ 住所:東京都渋谷区道玄坂1-9-1 梅山ビル 1F
■ 営業時間:11:00~14:30 / 15:00~21:00
■ 定休日:土曜日午後・日・祝