函館市、麺厨房あじさい 紅店を訪問 淡麗スープにジワジワくる旨味、味彩塩拉麺を食べてみた

家族で初となる函館へと到着し、

まず真っ先に向かったのが、ホテルすぐ側にある回転寿司店

 

こちらでたらふく頂く予定でしたが

回転寿司ながらに、まあまあなお値段を前に気後れ

 

満腹を迎える程まで手を伸ばすことが出来ず

自分の肝の小ささを反省しながら、ひとまずホテルへチェックイン

 

荷物を部屋へと預け、子供とカミさんはしばし休憩を取るとのこと

私はホテル周辺を1人散策へと出るものとなり、その中で目にしたのがこちらの施設

 

今回、宿泊するホテルのすぐお隣にあります

「函館ベイ美食倶楽部」という名の複合施設なのですが

 

先に足を運んだ回転寿司店を始め、お土産屋さんやら

様々な飲食店が軒を連ねております

 

その中にあって、お昼を過ぎてもまだ営業を続けているのがこちら

麺厨房あじさい 紅店となります

 

事前に調べていた情報によれば

北海道の四大ラーメンとなる函館塩ラーメン

 

その中でも、同市を代表する有名店となるのが

こちら、麺厨房あじさいとのこと

 

機会あれば一度足を運んでみたいと思っていたのですが

そんなお店がまさか、宿泊先のすぐ足下にあったとは・・・・

しかも幸いなことに、お昼を小食で済ませてしまった故

空腹の具合も程良く熟れてきた頃合い

 

ここはチャンス・・・

とばかりに、麺厨房あじさい 紅店を訪れてみるものとなりました。

函館塩ラーメンの代表格、麺厨房あじさい 紅店を訪問

この日、お店を訪問した時刻は14時少し手前

観光地のお店とあってか、通し営業をされているのか・・・

 

と思いきや、この30分後から一旦昼休憩を挟むようでして

そのわずか30分前にお店へと滑り込むものとなりました

 

さて、塩ラーメンを看板として掲げる函館市

その代表格となるここ、麺厨房あじさいのメニューですが

これはもう、当然の如く塩ラーメンが筆頭に並ぶものとなりまして

塩だけでも、そのレパートリーは豊富・・・

 

と思いきや、以外にも塩は一種とトッピング多数な特塩のみ

むしろ醤油や味噌、辛玉なども並んでおり、品数の多さでは味噌がトップに

 

メニューを良く見れば、塩だけではありません

味噌も醤油も相当うまい!なんてひと言も記載されております

 

とは言え、ここが函館である以上は

やっぱり塩ラーメンを頂いておくのが筋でしょう

 

という訳で、本日のオーダーは「特塩」を頂いてみようと思います。

滋味深い淡麗スープにツルッと喉ごし良好な麺 麺厨房あじさいで頂く、味彩塩拉麺

お昼をだいぶ回っての訪問となったことから

店内にいるお客さんは、ごくごくまばらとなっております、麺厨房あじさい 紅店

 

観光地の店舗らしく、広い作りとなる中

これまた1人で利用するには持て余すほどの広いテ-ブルへと案内

 

そんなテーブルにて、注文より待つこと10分弱

こちらが、麺厨房あじさい 紅店にて頂く特塩になります

 

透き通った透明なスープに、光を乱反射する油

淡麗さを極めた様な、綺麗なスープに仕上がっております

 

そんなスープをまず頂きますが、

その見た目通り、淡麗ながらにジワジワ伝わって来る旨味

 

恐らくは貝類や昆布ら、魚介系を中心とした出汁になっており

その出汁の旨味を壊さぬよう、味を整える程度に塩を使用

 

バランスの整った上品な味わいになっており

うっすら浮いた油もまた、甘みと共にコクを与えてくれます

 

続いて麺を頂いてきますが、

使用されているのは、僅かに縮れを帯びた中細麺

 

淡麗なスープだけに、そこまでしっかり絡む訳ではありませんが

過不足を感じない程度にスープを持ち上げ、ジワジワと旨味を感じさせてくれます

 

日頃頂くラーメンは関東圏に付き

醤油を筆頭に、どうしても味わいハッキリしたものばかり

 

それらに慣れ親しんでいると、少し分かりづらい部分はありますが

食べ進めるに連れて、塩ラーメンらしい奥ゆかしい旨味が伝わってきます

 

続いてトッピングに移りますが、

まずは食感でアクセントを与えてくれるメンマ

これも味付けは強くなく、スープとのバランスを壊さぬよう盛り付け

 

そしてチャーシューですが、

大ぶりでシットリ、柔らかく仕上がっているものの

煮汁の味付けは強くなく、これも素材の旨味を主にした仕上がりとなります

 

そして玉子ですが、

こちらはしっかり目に火入れされており

味玉と呼ぶには、薄めな味付け

 

全体を通じ、味付けは控えめとなりますが

それもこれも、淡麗で上品な味わいのスープをしっかり感じるがべくでしょう

 

足し算による旨味の増加で競うラーメン店が多い中

こちらのラーメンはむしろ、引き算により旨味を感じさせる様な構造

 

醤油文化に慣れ親しんでしまっている

関東、千葉県在住の私的には、まだこの引き算の美学を語れる言葉を持ち合わせておらず

最終的には卓上調味料の力を借りてしまい

味変を加えるに至ってしまいました

 

が、食べ慣れていけばこそ、分かり出す

そんな深みと奥ゆかしさを感じさせる塩ラーメンとなりました。

 

 

という訳で、函館到着早々に頂くものとなった

一杯目のラーメンこと、麺厨房あじさい 紅店

 

塩ラーメン一辺倒と思いきや

醤油や味噌も取り揃っていたりと、そのレパートリーは豊富

 

観光客だけで無く、地元のお客さんをもターゲットとし、

そして広く慕われているお店である事を認識できる一杯となりました。

 

 

麺厨房あじさい 紅店

■ めんちゅうぼうあじさい くれないてん

■ 住所:北海道函館市豊川町12-7 函館ベイ美食倶楽部内

■ 営業時間:11:00~14:30 / 17:00~20:00

■ 定休日:第三木曜日

LINEで送る
Pocket

コメントは受け付けていません。