仙台駅前の人気店、らーめん くろくで頂く「くろくのしお(全部のせ)」 五臓六腑に染み入る貝出汁、鶏の旨味に大興奮!!

仙台出張の初日

東京を予定よりも少し早めに出発し、仙台駅に降り立った時刻は12時を過ぎたところ

 

お昼真っ只中の時間になってしまったものの

その分、晩ご飯までは十分な時間を確保

 

最低でも2食、いや

上手くいけば3食を突入することも可能な時間

 

となれば、最初の一食目

ここは迷わず、駅から近く且つ評判の良いお店をと模索し

まず一軒目に辿り着いた先がこちら

 

JR仙台駅西口から徒歩3分ほど

細い路地沿いにお店を構える「らーめん くろく 」となります

 

現在時刻は12:15

お店の前に並ぶ列は無いものの、そこには外町用のイスを発見

平時の繁忙帯、ないしは週末など、行列が出来るお店である事を匂わせる雰囲気ですね

 

さて、そんなくろくの前には、

商品紹介の看板を発見

麺類は全5種で、塩に醤油、黒醤油

つけめんに油そばといった品揃えとなっております

 

事前情報によれば、魚介と貝出汁を使ったスープとのことで

同相性についても、塩がお勧めな様子

 

また、関東と比較し

コロナの影響は強くなかった東北エリアですが、

そうは言ってもの、緊急事態宣言

明けてから1ヶ月半が経過しているものの

まだテイクアウトの販売も行っているようでして

 

自家製キーマカレーに、豚角煮丼・・・

美味そうだけど、これを今食べてどうする

 

さて、気を取り直しいざ、お店の方へ。

仙台駅前から徒歩3分、駅チカの人気店「らーめん くろく (炫 火玄)」を初訪問

そんな訳で、足を踏み入れたらーめんくろく

まずは入り口前にて券売機へ

 

前述した商品紹介でも、塩をトップランカーに推しておりましたが

こちらの券売機でも、その様子は変わらず

イチオシとされるのは「くろくのしお」で、全部乗せになるとのこと

 

その他、チャーシューを敢えて焼き豚と表記したりはするものの

思わず目が止まる様な不思議な光景は見えてこず

 

ここは初志貫徹、お店お勧めの

「くろくのしお(全部のせ)」を頂いてみようと思います

 

なお、お店を後にするタイミングで気付いたのですが

前述した品々以外に、夏季限定メニューとして

こちら、冷やし醤油らぁ麺も提供されていたようでして

 

もし近所に住んでおり、都度通うことが出来るのであれば

是非とも食べてみたい、このビジュアル・・・

やっぱり、東北の冷やしらぁ麺は、本気度が違いますね

 

ひとまずお店の方へと話を戻し

購入した券を手渡しながら、席へとご案内

 

行列は無かったとは言え、さすが駅前の人気店

カウンター席に大きな円卓を設ける店内ですが、その7割程が既に埋まっております

 

本日は荷物もあったことから、広めのスペースが使える円卓へと通されますと

机の上には、何故か葉っぱがご登場

どうやらこの葉っぱ、鍋敷き代わりとなっている様です

 

カウンター内で調理を行っているのは男性

こちらは店主さん?と思しき雰囲気を携えていますが

その他、ホール内で接客&配膳を担当しているのは全て女性スタッフ

 

その数、3名程で切り盛りされているのですが・・・

みんな、可愛いなあ

 

 

店内を良く見てみると、円卓の奥には製麺スペースを発見

麺に関する説明は見当たりませんが

あれを見る限り、こちらで提供される麺もまた、自家製麺である事が伺えます

 

また、各テーブルの前には、

ちょっとオシャレに着飾ったBOXティッシュが立て掛けられてたりと

店内の要所要所に、インテリアに対する気配りも感じる内装

 

そんな、ラーメン以外を気に留めている所へ

今度はスイーツメニューも発見

ババロア・・・と思いきや、使用しているのは豆腐とのこと

 

また、スイーツメニューと思わせつつ

ちゃっかり水餃子や鶏皮、味玉といったおつまみ?メニューも掲載

 

駅も近い立地故、夜ともなれば一杯やりながらのラーメン

これもまた、仙台での選択肢として覚えておきたい要項ですね。

気品あるスープに香る貝出汁 途中からは鶏を色濃く感じる「くろくのしお」を食べてみた

初めて降り立った宮城県、仙台市

駅からすぐとなるお店を訪れ、早速のランチとなるのですが

 

やはり、地元のラーメン店とは言え

初めての地、仙台

 

普段目にするお店とは違う雰囲気に、関心を惹かれながら

店内をあちらこちらと見渡しつつ、待つこと10分程

ついに提供となった、仙台出張の1食目

こちらが「らーめん くろく」にて頂く、くろくのしお(全部のせ)となります

 

透明感ある、透き通ったスープ

遠目からでも、貝出汁特有の上品香りが漂ってきて

淡麗な中に旨味を感じるスープである事が、口に運ぶまでも無く伝わってくる一杯

 

トッピングには、2種のチャーシュー

味玉にメンマ、海苔

更には糸唐辛子で赤みを添え、彩りにも華やかさを感じさせます

 

それでは早速、スープから一口

その透き通った色味が示す通り

淡麗なスープにはなりますが、貝出汁の旨味が存分に詰まったスープ

 

味を調えるほどに塩を感じますが

その味わいもあくまで脇で支える程度

とにかく、貝の旨味を強く感じさせるスープとなっています

 

ただ説明によれば、こちらのスープ

貝出汁×鶏出汁とのことでしたが、鶏の風味はそこまで感じず

 

貝が強すぎる故、鶏が負けている??

うーん、、、まあ

細かな事は食べ進めりゃ分かるだろう

 

ということで、お次は麺の方へ

前述した通り、店内には製麺所を完備しておりますので

こちらに使用している麺も、自家製麺であるものと判断出来ます

 

淡麗なスープをしっかりすくい上げる様、

ほどよい縮れの加わった、平打ちに近い中太麺

 

麺の形状が示す狙い通り、上品なスープをしっかり絡め

アッサリした塩ベースながら、物足りなさを感じさせず

その旨味で口の中は、早くも大喜び

 

続いてはトッピングの方へいってみると、

まずはこちらのメンマ

 

色濃い味付けとなっていますが

スープが淡麗なだけに、アクセントとして働いてくれます

厚みある枕木感も、私としては好みですね

 

続いてはこちら、

チャーシューの方へ

 

食感の異なる肩、ロールの2種が盛り付けられ

肉の旨味、脂の甘みをそれぞれより楽しむ事が可能に

 

しっとりした味わいに、肉々しい旨味と

個性を際立たせることで、より楽しみ方が広がっていきます

 

そしてお次は、

ネギと共に器を彩っている、こちらの糸唐辛子

量が少ないこともあって、差程辛さを感じませんが

これもアッサリ目のスープの中にあっては、良いアクセントとなっております

 

そんなスープを飲みながら、麺を頂いていく中で若干の異変が

前述した通り、当初は強く貝出汁を感じる淡麗な味わいだったものの

飲み進めて行くにつれ、鶏の味が色濃く浮かび上がってくるのです

 

まるでスープが2層に分かれていたかの如く

前半には貝出汁を強調

後半に連れ、鶏の旨味が濃くなっていき、気付いた時には味変が完成

 

これがどんな仕組みで起きえているのか想像は付きませんが

いずれにせよ、一本取られたとは正にこのこと

 

食べ進めるごとに味を変化していくスープのあり様

これは人気店ならではの、最大の特徴とも言えそうです

 

そして最後は、

こちら、中までしっかり旨味が染み入った味玉

より鶏の風味が強くなった後半のスープに見事マッチ

 

黄身の部分をスープと融和させつつ

最後の1口まで、大満足するラーメンとなりました

 

 

初の仙台、そして駅に着くやいなや飛び込んだ、

仙台駅前のらーめんくろく

 

事前の情報では、行列も出来る人気店とのことでしたが

その噂に名高い前評判通り、大満足を得る「くろくのしお」を堪能

 

土地柄を感じる貝出汁、塩のバランス

そして、途中より高まる鶏出汁の旨味と

人気店の看板に嘘偽り無い、絶品な一杯を堪能させて頂きました。

 

らーめん くろく (炫 火玄)

■ らーめん くろく

■ 住所:宮城県仙台市宮城野区榴岡2-2-12 アーバンライフ橋本 1F

■ 営業時間:11:30~14:00 / 18:00~23:00 [土・日・祝]11:30~22:00

■ 定休日:月曜日

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