東北新幹線はやぶさのグランクラスにはまさかのお弁当付き!? 2020年夏のお弁当(東京方面行き)、その詳細を写真付きでご紹介!!

東北出張からの帰り

行き(東京~仙台)は通常のグリーン車を利用したのですが

この東北新幹線「はやぶさ」には、更に上のクラス「グランクラス」なる車両が存在

 

その存在については、以前より耳にしていたものの

・どうせ高いんだろう

・どの車両乗ったって、到着時間は一緒

と、特に気に留めること無くいたのですが

 

そのグランクラスとグリーン車との値段差が気になり

帰りのチケットを買うに際し、モノは試し・・・

 

と、グランクラスの価格表をチェックしてみると

グリーン車との差額は、およそ5000円程

 

もちろん、その価格差ほどのサービスが存在するのか?

と尋ねられれば、良くは分からず(笑)

 

ですが、そうそう無い仙台出張

この際ならば一度くらい、グランクラスというものを味わってみよう

と言うことで、仙台からの帰りの新幹線にて

グリーン車よりもワンランク上のグランクラスを選択

同車両のみにもたらされる、ワンランク上のサービスとやらを堪能してみるものとなりました

 

※ 上記写真は、登場時に取り忘れた都合上

降車後に東京駅にて撮影したものとなります

東北新幹線はやぶさのみに用意されたエグゼクティブな空間、グランクラスとは!?

そんな訳で、身分不相応なのは承知の上

人生経験、思い出作りのつもりで乗り込むものとなった、

東北新幹線はやぶさのグランクラス

 

勝手知ったる風の雰囲気を漂わせながら、車内へと乗り込むと

そこはまるで、飛行機のファーストクラス!!

 

当然、ファーストクラスなど乗り込んだことは無いものの

普段、飛行機に乗り込む際、素通りしているあの空間を思わせる

まるで搭乗者を包み込む様な、あのゆったりしたシートが設けられているのです

 

通常のグリーン車では1列あたり4席のみとなり

それですら、十分な空間を設けているにもかかわらず

こちらグランクラスでは、1列あたりわずか3席

 

縦のスペースも十分すぎる程に確保されており

車両あたりの定員数は、わずか18席という希少すぎる空間

 

その設備もまた、グリーン車を凌ぐものとなっており

各席にコンセントが設けられているのは勿論のこと

シートの脇には、手元を照らす為の電灯も完備

 

机は不使用時に邪魔にならない様、肘掛けの中に収納されている他、

シートのリクライニングは、この通り電動となっております

 

例えグリーン車であろうとも

後ろの席に搭乗者がいると、シートを倒すことにためらうものの

 

こちらグランクラスでは、例え自分のシートを倒そうとも

後ろの席に対し、倒れ込むことが無い設計になっておりまして

 

「シート倒しても良いでしょうか?」

という、あの煩わしい確認を採ること無く

自分の裁量でシートを好きに倒すことが可能

 

しかも、足下にはオットマンも飛び出してきますので

ベッドさながらにシートを倒し、仮眠を取ることだって十分出来てしまうと

 

なんとも至れり尽くせりの空間にはなるのですが

これを仙台~東京のわずか90分しか乗れないのは、勿体ない・・・

どうせなら東京~盛岡くらいの長距離で乗るべきだった、と早くも反省

 

しかし、グランクラスの至れり尽くせりはこれだけで終わらず

同車両にはなんと、お弁当らが付いてくるなんて・・・

その車内は、まるで飛行機のファーストクラス!? はやぶさグランクラスにて提供されるお弁当をご紹介!!

車内に乗り込み、乗務員さんからおしぼりと共に飲み物が提供

飲み物についても、以下のメニューから選択が出来る他、

(ソフトドリンクに加え、アルコールも注文OK!!)

必要であれば、ブランケットやアイマスクといったアメニティを利用することも出来るのです

 

更に驚かされるのは

上記飲み物に加え、お弁当までもが提供されるとのこと

 

一足先に提供されたのが、以下のお品書き

提供されるお弁当の献立は、季節によって変わる他

東京行き、東北行きでも異なるそうで

 

今回は仙台から東京方面へ向かうに際し、グランクラスを利用したのですが

こちらのお弁当を監修しているのは

ミシュラン一つ星の日本料理店、神宮前にある「一凛」の橋本 幹造氏とのこと

 

上段、下段と二段に分かれている事を示唆するお品書き

並ぶ品も、夏の食材を中心に出揃っている上

北海道から東北エリアを中心にした食材、調理法を思わせる解説

 

これはいかほどのお弁当になるものか

期待に胸をわくわくさせ、お出迎えした品がこちら

・・・ちっさ。

 

説明にあった通り、上段・下段にはなっているものの

その詰め込まれ具合は、まるで幕の内弁当

 

確かに全8品が盛り込まれてはいますが

そのどれもが、一口サイズという小ぶりなお弁当なのです

 

 

とは言え、由緒正しき料亭さんのお弁当

サイズこそ小ぶりではありますが、1つ1つは丁寧な調理が施された品

 

その味はどれも秀逸なものばかりで、特に

・豚の角煮

・鮭の粕漬け

これらは、駅弁をも凌ぐ美味しさとなっておりました

 

サイズの小ささもまた、これでお腹いっぱいに・・・

を目的としたものでは無く、小腹を埋めるものと思えば十分なサイズ

 

あくまで新幹線に乗る1時間半を乗り切る

そう、朝ごはんの様に考えれば十分なボリュームとも言えます

 

しかも、こちらのお弁当の食後には、

お茶菓子としてパウンドケーキも提供されます

※ アルコールを注文している場合なら、代わりにおつまみが提供されるとか

 

そんなこんなの東北新幹線、グランクラス

至れり尽くせりのおもてなし、とくと堪能させて頂きました

 

次はこのおもてなしを存分に味わうべく

盛岡~青森を目指す際に利用してみたい所存です。

 

東北新幹線 はやぶさ(グランクラス)~仙台駅発

■ とうほくしんかんせん はやぶさ グランクラス

■ 住所:宮城県仙台市青葉区中央1丁目10−10

■ 営業時間:新幹線の時間による

■ 定休日:同上

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