仙台駅前で、朝8時からラーメン&チャーハン!? 末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店で頂く中華そば&ヤキメシセット

仙台出張二日目

ホテルでも朝ごはんが頂けるものの、ここはせっかくならばと、市街へ繰り出すことに

 

前述、一緒に飲んでいた地元の方より

「仙台に来たなら、行っておいた方が良い」

と勧められたラーメン店がありまして

 

元々は24時間営業だったものの

この新型コロナ渦の影響からか、現在は営業時間を短縮

 

とは言え、朝の8時から営業開始となり

朝ごはんを頂く先として選ぶにはうってつけ

 

加えてお店の場所も、私の宿泊するホテルからすぐ目の前

と、まるで朝ごはんを食べに来てくれと言わんばかりの条件揃い

 

そんな好条件に恵まれながら、向かった先となるのがこちら

創業昭和13年

という、ダントツの歴史を感じさせる中華そばの看板と暖簾

「末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店」となります。

仙台駅前から徒歩5分、クリスロード商店街で朝8時から営業 末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店

数ある仙台市内の飲食店の中でも

圧倒的な歴史と風格を感じさせるお店、末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店

 

前述した通り、同店の創業は昭和13年と戦前

当時は屋台で提供していた中華そばを、今に残し頂けるお店となるそうで

 

現在はこちら、仙台駅からすぐのクリスロード商店街

その最西端にてお店を構え、朝8時より営業中となります

 

この日、お店を訪れた時刻は朝の9時

開店から1時間の経過した店内には先客の姿は無し

 

まずは店先にある券売機からチェックしますと

券売機左上の法則に並ぶのは、中華そば(並)でお値段800円

 

事前情報によれば、昔ながらの醤油ベースなラーメンとなるそうで

その割には、気持ちお値段高めにも感じますが

まあ、駅からも近い24時間営業のお店と思えば、うなずける範疇のお値段

 

それと同じくして、同店の名物であり

前日に同伴した地元の方からも「是非に食べて欲しい」

とお勧めされたのが、そのお隣「ヤキメシ」となります

 

昔ながらの中華そばにヤキメシのセット

まるで、京都駅前の老舗ラーメン店

「新福菜館」を彷彿とさせる取りそろえ

 

そういえばあちらも、朝から営業しているお店であったりと

どことなく共通点が見つかる二軒ですが

ここは、お勧めに従い中華そば・・・

 

いや、せっかくなら欲を掻いてチャーシューをプラス

「チャーシュー麺(並)&ヤキメシ(1/2)セット」1,380円を頂いてみようと思います

 

食券を購入し、カウンター越しに手渡し、席の方へ

卓上調味料が並ぶカウンターですが、そこを見ると

「ネギの食べ放題について」との一文を発見

 

事前に食べログで目にした情報によれば

こちらのお店、もう一つの名物となるのが

トングで取り、好きなだけを盛り付ける「ネギ食べ放題」なんだとか

 

ですが、現在は新型コロナの流行により

同食べ放題を休止し、一人前ずつのネギを提供するとのこと

 

とは言え、こちらはお替わりも可能となるそうなので

提供方法こそ変われど、食べ放題自体は継続されているとのこと

 

新型コロナの流行により、様々な影響を受けている飲食店ですが

80年以上続く老舗であっても、その余波は存在しつつも

 

状況に合わせ、柔軟な対応を取られている姿に、

長く看板を守ってきたお店ならではの知恵と姿勢を感じますね。

仙台で頂く朝ごはんながら、まるで京都? 懐かしさ溢れる、チャーシュー麺ヤキメシセットを食べてみた

注文を終え、待つこと数分

まず最初に提供されたのがこちら、

お茶碗一杯に盛り付けられたネギとなります

提供時にお店のスタッフさんから

『お替わりもありますので、お声がけ下さい』とのこと

 

自身での取り放題では無くなったそうですが

それであっても、この十分すぎる量のネギ

一体、仙台市民はどれだけネギが好きなんだ??

 

そんなネギに遅れること1分

ラーメンにチャーハンにと出揃った、こちらが本日の朝ごはん

仙台駅前のラーメン店

「末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店」で頂く

「チャーシュー麺(並)&ヤキメシ(1/2)セット」となります

 

まず目を惹くのが、両器共に共通する、色味の茶色さ

ラーメンについては、醤油ベースである故、分かりますが

チャーハンもまた、それに負けず劣らずの茶色さ加減

 

たまり醤油を使用した、いわゆる黒チャーハン的な味付け

が推測出来ますが、このビジュアルもまた

京都駅前の老舗、新福菜館を彷彿とさせる色味じゃ無いでしょうか

 

ちなみに、ヤキメシへトッピングされた生卵

こちらは別料金(60円)となっております

 

さて、まず向かうはチャーシュー麺の方から

ここまで、仙台でも2軒のラーメン店を回ってきましたが

どちらも魚介系の出汁をベースにするお店ばかりで

ここまで茶褐色に染まるスープは、これが初めて

 

醤油が強い事は間違い無いとして

スープのベースとなるのは、鶏出汁でしょうか

油も多く使われており、その色味だけで無く

味の構成までもが、京都系のラーメン店を思わせます

 

その色味通り、まずしっかり伝わる醤油の味わい

濃い目辛口の醤油がベースにありながら、それを覆う形で

鶏出汁系の味わいが伝わってきます

 

こちらのお店、元々は24時間営業とのことですから

お店を訪れるお客さんもまた、深夜帯に〆として伺う人が多いのでしょうか

 

そんな客層に合わせたと思しき程、醤油が強めな味わい

飲んだ後に頂くのなら、確かにこの濃い味は体に染みるものとなりましょう

 

が、本日私は朝イチ

モーニング替わりに頂くラーメンとしては、

ちょっと醤油を強く感じてしまいますね

 

そんなスープと共に頂く麺ですが、

こちらは軽いウェーブの掛かった細麺を使用

茹で加減は気持ち柔らかめで、スルッと運べる食感

この緩さもまた、飲んだ後の〆には適した麺と言えそうです

 

そしてチャーシューですが、

こちらは薄切りにカットされたものがトッピング

チャーシュー麺でのオーダーとなるので、その数は・・・結構いるな(笑)

 

数はともかく、薄切りのカットとなる為

箸で掴んでいる間にも裁断されてしまい、カウントするのは難儀を極めます

 

が、この薄切りな感じもまた

どことなく京風のラーメンを思わせる要因でして

 

そして、このタイミングで提供されたネギを入れてみたところ・・・

あぁ、なるほどね

それで、ネギの食べ放題だったのか

 

序盤、濃い口に感じていた醤油ベースのスープ

この濃さを、緩和・カスタマイズする為に

ネギの乗せ放題が付いていたのだと、ようやく判明

 

ネギを入れることで、醤油の濃さが和らぐ一方

スープを吸い上げたネギが、これまた美味い

確かに乗せ方題したくなるのも理解出来る、そんなネギトッピングとなりましょう

 

 

一方、朝ごはんではあるものの

外すこと出来ないサイドメニューとして注文していた、

こちらの黒チャーハンこと、ヤキメシ

 

この手の色味をしたチャーハンであればこそ

玉子のトッピングは恐らく必須であろう、

と初回訪問ながらのオマケを追加したものとなるのですが

 

まずは、ヤキメシ単体を頂いてみますと

その色味が示していた通り

しっかりとした醤油で味付けされたご飯に仕上がっています

 

ヤキメシ、との表現もまたシックリくるところで

パラッとした食感では無いものの、お米に香ばしさがプラス

そこに醤油の焼けた香りも加わっており、これは確かに注文必須な味わいです

 

続いては、そんなヤキメシに玉子をトッピング

この判断は、予想通りの大正解

ラーメン同様、醤油が強めなチャーハンであればこそ

玉子のまろやかさが、その角を和らげ、程良い甘みを与えてくれます

 

かといって、べちゃっとし過ぎないのも

しっかりご飯が焼かれていればこそでして

計算し尽くされた様な、両者の組み合わせは、是非とも味わって欲しいトッピングとなりました。

 

 

そんな感じで、朝イチからお店を訪れた

末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店

 

初手では、朝ごはんに頂くにはいかがなものか・・・?

と、たじろいでしまう醤油の濃さに圧倒されたものの

ネギの意味を理解した所で、話は急変

 

このネギ乗せ放題があってこそ

その醤油の強みが生きる、伝統の一杯を味わうものとなりました

 

また、同店で欠かすことが出来ないのは

間違い無く、こちらのヤキメシ

 

黄身トッピングは当然、次回の訪問機会があれば

ラーメン無しでも構わないので

ヤキメシをフルサイズで味わいたい程の、至極の一品となりました。

 

末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店

■ すえひろラーメンほんぽ せんだいえきまえぶんてん

■ 住所:宮城県仙台市青葉区中央1-7-8 日吉第一ビル

■ 営業時間:8:00~24:00

■ 定休日:無休

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