JR金沢駅に隣接する寿司の百名店、鮨 歴々 百番街店 リーズナブルながら満足過ぎる握りを堪能

金沢グルメツアーの2日目

 

本日のメインはランチのお寿司

当然ここ、金沢には寿しの名店が数多く存在しておりまして

 

そのいずれも、予約必須となる人気店となり

事前に準備を進めていたものの、定休日との兼ね合いもあって選択が難儀を極めることに

 

そんな中で、寸前ながらも予約がとれたお店となりますのがこちら、

鮨 歴々 百番街店となります

 

JR金沢駅に隣接(直結?)する百番街あんとという商業施設

その中にある飲食店街のお店となるのですが、非常に前評判の良かったお店でして

 

JR東日本管内では、駅に隣接する商業施設に

そうそう美味しいお店は存在しないものの、ここはJR西日本の管内

 

私たち千葉県民の常識が通用しない

西日本ならではのグルメ捜しが見つかるやも知れず

 

期待半分、不安半分ながらこちらのお店

「鮨 歴々 百番街店」を訪れてみるものとなりました。

JRカナザワエキに直結、百番街あんとのお寿司屋さん 鮨 歴々 百番街店をランチ訪問

という訳で向かうものとなった、鮨 歴々 百番街店

本日の訪問は6名になる事から、ランチとは言え事前予約を入れてお店の方へ

 

前日の深酒による影響からか

待ち合わせ時刻に遅刻する面々もおりましたが、ここはお寿司

 

出来たて、握り立てを頂いてこそ

その本懐を噛みしめることとなりますので、遅れたメンバーはさておき頂く事に

 

本日は、事前の予約で

「10貫+オリジナル手巻き(3520円)」をオーダー済み

 

握りが頂けるまでの間は、ドリンクの注文となりますが

駅に直結するお寿司屋さん

ということで、ある程度高額になることを覚悟していたものの

 

いずれの地酒もお値段お手頃、

リーズナブルな価格帯にて注文が可能

 

しかも昨日に手を伸ばせなかった、地の冷酒が大賑わい

ここはお昼にはなるものの、グルメツアーの醍醐味

 

11時から昨晩の迎え酒が如く、

贅沢に「勝駒」を注文しながら、握りの到着を待たせて頂きます

 

ちなみに、単品および一品料理は以下の通りで、

全てお値段が記載されたメニューとなっており

価格は400~600円が中心

 

ネタによっては800~1000円となるものもありますが

全て明朗にお値段が記されており、注文もしやすいシステムになります

 

 

さて、そんなメニュー各種を確認し終えた所で

まず1貫目になりますのが、こちらの白身

まさかの「九絵」からスタートとなります

 

印象として、九州・福岡の魚となります九絵ですが

こちら金沢でも握りを頂けるとのこと

 

11~1月が旬となりますので

当然、今時期こそが最高のシーズン

 

淡泊な味わいと思われるものの、噛みしめるごとに旨味が増していき

飲み込むタイミングを逸する美味しさが味わえます

 

 

続く2貫、3貫目ですが、

真羽太、そして鰺が提供

 

いずれもみっちり脂の乗った握りとなっており

旨味が詰まった二貫に

 

特に真羽太のにぎりは、そうそう関東で頂けるものでは無く

これこそ、金沢まで足を伸ばした醍醐味

 

訪問前は、そこまでの期待を抱いていなかったものの

ここまでの3貫を通じ、すでに名店の気配を感じずにはいられません。

駅に直結し、お値段3000円台の握りながら、あり得ないほどの豪華さ! 鮨 歴々 百番街店のランチに驚愕

イクラ
のどぐろ手巻き

 

初手の三貫で、すでに目を見張る美味しさを感じさせてくれた

JR金沢駅に直結するお寿司屋さん、鮨 歴々 百番街店

 

続く握りも豪華を絵に描いた品々となりまして、

赤エビに柳鰆

そして、白えびへと続いて行きます

 

中でも鰆の美味しさは西日本ならでは

時期的にはもう少し先が旬となるのでしょうが、それでいながら皮目に乗った脂の甘みは別格に

 

そして、日本海を訪れる醍醐味となるのが

富山湾の宝石とも謳われる、白えびのにぎり

 

とにかく殻を剥くのが大変な握りとなりますが

当然の如く、綺麗に殻が外されており、舌触りの滑らかなこと、この上なし

 

甘みも潤沢に蓄えており

シャリの甘みと融合することで、口の中に溶け込んでいきます

 

絶品握りの猛ラッシュはまだまだ続き、

アオリイカへの雲丹乗せ、

 

そしてお次は、初めて耳にする、キツネカツオなる握り

 

見た感じとしては、ハガツオにも思えるのですが

やはり予想通り、地域によって呼び名が異なるそうで

こちら北陸ではハガツオをキツネガツオと呼ぶのだとか

 

アオリイカに雲丹は、想像通りの美味しさとなり

ネットリしたアオリイカ特有の食感に、雲丹が濃厚に絡みあいます

 

そしてハガツオあらため、キツネガツオの握りですが

これはもう、脂の乗りがとにかく最高

 

かといって大とろのようなクドい脂ではなく

しっかりしたその身に旨味を蓄え、シャリとの一体感ある旨味へと変貌

 

続いて、お椀を頂きながら

ここで一旦、小休止を挟むものとなり

 

ここからはいよいよ、ラストスパートへと移りまして、

カマスの炙り、そして近海産のまぐろの握りへ

 

提供と同時にスッと沈み込む握りの巧みさ

シャリとネタが一体化し、口の中でほどけていく様は見事なもので

 

使用しているネタと、そこに加えられるひと仕事だけでなく

握りの技術もまた、一級品である事が伝わる品ばかり

 

そしてお次は、

今の時期に日本海で頂くならこれしか無い、

鰤トロのにぎりに

 

その極上さたるや、もう説明する気を逸するほど

鰤が美味しいことは百も承知ですが、ここまで美味しく頂ける鰤が存在するとは

 

さすが氷見の寒鰤、日本一のブランドに恥じない握りとなり

金沢まで足を運んだ価値を噛みしめずには居られません

 

そして途中、

いくらの軍艦巻きを頂きまして

最後、巻物へと映るのですが・・・

 

この巻物に関して、同店では通常オリジナル手巻きが提供される所を

+220円することによって、のど黒の手巻きに変更が可能とのこと

 

そんなの言われてしまえば、答えるまでもありません

急ぎお財布から220円の所持を確認(※ 実際にはカードで支払ってます)

こちら、のど黒の手巻きを頂くことに

 

スッポリと包まれ、その姿を目視することが難しくなりますが

中にはしっかり、のど黒の存在を確認

 

海苔が少しうるさく感じてしまいはするものの

白身の王様、のど黒の美味しさはやっぱり別格

 

溢れ出す脂の旨味は、最早ソースの如くで

これを甘みあるシャリが包み込み、口の中で広がる様は天にも登るが如く

 

驚くべきは、これだけ極上の握りを堪能したにも関わらず

そのお値段が5000円以下、3000円台で頂いていること

 

恐らく都内ならば1人前7~8000円でも不思議では無い

そんな絶品握りに、技術の高さを感じさせつつ、リーズナブルに頂けてしまうのです

 

 

後に詳しく話を聞いたところ、どうやらこちらのお店

金沢の茶屋街にある「鮨 みつ川」というミシュラン掲載店のセカンドブランドなんだとか

 

話を聞いて、妙に納得となる技術の高さ、そして美味しさ

しかしながら、それを駅からすぐにリーズナブルで味わえるお手軽さ

全てに於いて大満足を得る、そんな一食となりました。

 

鮨 歴々 百番街店

■ すし れきれき ひゃくばんがいてん

■ 住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと

■ 営業時間:11:00~21:30

■ 定休日:百番街あんとの休業日

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