全国チェーン展開する博多豚骨ラーメン一蘭、天神西通り店のみでしか食べられない至極の1品、釜だれとんこつラーメンを食べてみた

博多出張、その3日目

ここまでにも既に5杯のラーメンを食べ歩いてきているのですが

その中休み、というべきか

 

昼と夜との合間、

いわゆる「おやつの時間」にも、一杯を挟むことに

 

とは言え、多くのお店にとってはランチを終え

夜の営業に備えるアイドルタイムに突入

 

そんな時間ながらに営業しているラーメン店と言えば

そう、チェーン店が大半

 

ここ福岡まで来て、わざわざチェーン店に足を伸ばすのも忍ばれるのですが

実は、ここでしか味わう事が出来ない一杯も存在するのです

 

その「ならでは」な一杯が頂けるお店となるのが、

こちら、天神駅すぐにある

「一蘭 天神西通り店」

 

都内はおろか、千葉にですら複数店舗を構える

博多豚骨を代表する、一大チェーン店

 

味集中カウンターというコンセプトを引っさげ

一大チェーン店に発展した同店ですが

実はここ、一蘭 天神西通り店にしか存在しないラーメンがあるとのこと

そんな希少な一杯を頂くべく

ランチと晩ご飯との隙間時間を縫って、同店を訪れるものとなりました。

天神駅すぐ近く、通りに面したド派手看板の一蘭 天神西通り店、ここでしか食べられない限定メニューが!?

日本各地に店舗があるものの

ここ、一蘭 天神西通り店にしか存在しない

限定メニューを頂くべく訪れた、一蘭 天神西通店

 

早速紹介します、同店のみの限定メニューとなるのがこちら、

その名も

「釜だれとんこつラーメン」となります

 

重箱の様な器に盛り付けられた、仰々しいこちらのラーメン

商品名にもある「釜だれ」というのは

チャーシューを釜で煮込む際に生成される煮汁になるとかで

 

同品には、この釜だれをスープにブレンドしており

従来のものよる、深いコクを与えているとのこと

 

また、豚の持つ旨味成分である

・イノシン酸

・グルタミン酸

もより高まるとのことで、コクだけでは無く

そもそもの旨味成分自体を高める事が出来ているのだとか

 

 

・・・まあ、難しい説明は程々にして

食券を購入しカウンター席へ

 

商品こそ同店限定にはなるものの

注文までの流れは、一切他店と変わらず

※ 本店のみは味集中カウンターが無く、口頭での注文でしたね

 

オーダーシートも通常通りとなっており、

・濃さ 基本

・コッテリ度 こってり

・にんにく 1片

・青ネギ、チャーシュー あり

・秘伝のタレ 2辛

・麺の硬さ 基本

にてオーダーは完了

 

注文を終えて待つこと5分少々

蓋を閉じた仰々しい重箱が目の前へご到着

さて、この中からは一体、何が顔を出すのか??

一蘭 天神西通り店のみで食べられる、唯一無二のとんこつスープ、釜だれとんこつラーメンを食べてみた

同じ一蘭とは思えない程、エラく立派な器にて提供となった

天神西通り店限定のメニュー、釜だれとんこつラーメン

 

満を持して、蓋を開けるとその先には・・・、

めっちゃ普通に、豚骨ラーメンがご開帳

 

器こそ豪勢な品となっておりますが

麺は通常と変わらない・・・と思われる量

 

トッピングもまた平常運転となっており

チャーシューに青ネギ、そして秘伝の唐辛子タレと

器以外にこれといった特徴は見当たらない様子

 

とはいえ、こちらの商品最大の特徴は

釜だれを使ったスープそのもの

 

見た目にこそ違いは判別できないものの

そのスープを一口頂けば、私如きでも違いに気付けるはず

 

早速、その気になるスープを頂いてみますと、

見た目はしっかり、一蘭らしい豚骨満載なスープ

普段の一蘭よりも、気持ち油の量が多く見られますが

このあたりの違いにこそ、釜だれならではの差があるはず

 

口に運び、まず伝わってくるのは濃厚な豚骨

ほのかな辛みを感じるあたりも、一蘭らしさといえますが

それを追う形で、肉の旨味とでも言うべきでしょうか

 

おそらくここに、釜だれならではの差が!?

と感じられる、旨味の濃さを感じます

 

2口、3口と飲み進めると

なるほど、味が濃いだけで無く、塩味も強めだ

 

秘伝のタレ、と名付けられていますが

説明にもあった通り、チャーシューを生成する過程

そこで生まれたタレらしく、味わいはかなり濃厚

 

油分もしっかりしているので、通常以上に

塩味らを含め、味の濃さを感じさせるスープと言えそうです

 

そんなスープと共に頂く麺は、

こちらは定番、

一蘭ならではの細麺となっております

 

茹で加減については固めでオーダーしておりますが

それで十分な程、保温性高い重箱

冷めにくいスープの影響もあり、時間の経過で程良い固さに整っていきます

 

そしてトッピングですが、

こちらも、同品限定にて使用されている

「釜だれチャーシュー」になるとのこと

 

通常のチャーシューと比較すると・・・

と、言いたいところですが

暫く一蘭を食べていなかったこともあり、あまり差異には気付けず

 

恐らく、こちらのチャーシューの方が

柔らかめ&味濃い目に仕上がっている気がするものの

そもそも、このスープで提供されれば、味も濃くなるのでなんとも言えず

 

そして最後は、

こちら、秘伝の唐辛子タレをスープ全体に広げながらの味変へ

 

このあたりの変化、楽しみ方は

通常の一蘭と差異の無い、王道とも言える食べ方

 

結果、序盤にこそ濃い豚骨風味を漂わせていたものの

途中から加わる「秘伝のタレ」によって

通常と差程の違いを感じないスープに到達

 

厳密な話をすれば、相応の違いがあるのでしょうが

それを感じづらくさせる程

「秘伝のタレ」の破壊力は、さすがのパンチを秘めているものとなりました

 

 

という訳で、天神西通り店限定のメニュー

「釜だれとんこつラーメン」をついに実食

 

序盤の印象は、独特の油分

そして味の濃厚さ、塩味の強さを感じる一杯となり

「これは替え玉、必須かな・・・?」

 

と感じるパンチある品となりましたが

食べ進めるにすれ、その塩味にも慣れてしまい

スルッと口の中へ入っていくバランスは、さすがの一蘭といった品になりました

 

もちろん、それであっても替え玉を推奨したい

そんな味の濃さに仕上がっている一方で

やはり気になってくるのは、そのお値段の部分

 

平時より、強気な価格設定を感じさせる同店ですが

こちら、釜だれとんこつラーメンに至っては

そのお値段、980円となっております

 

ここに替え玉を加えるとすれば、+210円

そこまでのお値段を出す感動が得られるのかといえば

これも正直、微妙なところと

 

もちろん、観光で訪れた先にて頂く

「観光地メニュー」だと思えば、十分納得の範疇ですので

 

普段使いの一食と言うよりも

せっかく博多を訪れたのなら、そのついで・・・

といった、観光メニューとして味わうに相応しい1品ではないでしょうか。

 

一蘭 天神西通り店

■ いちらん てんじんにしどおりてん

■ 住所:福岡県福岡市中央区大名2-1-57

■ 営業時間:10:00~翌7:00

■ 定休日:無休

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