日曜日ながら家族は出払っており、本日はフリーの身
とは言え午前中から秋葉原まで出向く仕事があり
そちらを終えた所で、ランチへ足を運ぶ事に
秋葉原~神田界隈には気になるお店が数多くありますが
本日は日曜となる事から、選べる店舗はそう多く無く
加えて、人手の多い週末の秋葉原
混雑しているお店は避けたく、気になるお店を近隣から探したところ見つかったのがこちら
JR秋葉原駅から、徒歩7~8分ほど
神田駅からもほど近く、更には小川町や新御茶ノ水など
電車でのアクセスには恵まれた、神田淡路町に店舗を構えるお店、麺巧 潮となります
数年前にTRY新人賞を獲得した
変化系鶏白湯ラーメンのパイオニアとも呼ばれる同店
当時から気に掛けていたものの、機会が無く足を運べず早数年
本日、ちょうど近くで仕事をしていた兼ね合いから、こちら麺巧 潮を候補とする事に
店舗前には既に数名の列が出来ているものの、
見た所、開店も悪くなく数分~十数分待ちで入店出来そうな様子となります
そんな列の最後尾に付け、待つこと10分弱
ついに見えてきた店舗入り口
それでは早速、麺巧 潮を訪れてみようと思います。
TRYラーメン大賞 新人賞を受賞した神田淡路町の人気店、麺巧 潮を訪問
地下にお店を構えている同店ですが、
同階段手前から列に並ぶこと10分弱、ようやく階段を降りてお店の前に到着
店舗入り口すぐには、
TRY新人賞を受賞した際の紹介や
その後に獲得されたラーメン百名店など、様々な栄誉が掲載されております
同店が新人賞を受賞したのは、今から5年前でしょうか
時は鶏白湯戦国時代に突入しており、どこもかしこも鶏白湯
またオマなお店が雨後の竹の子が如く続々とオープンする中に
一石を投じた、新たな鶏白湯を提供したのが、こちら麺巧 潮なのだとか
その伝説とも言われる鶏白湯がこちら、
一説には、洋風鶏白湯
とも言われている、クリーミーさが特徴のラーメン
同品に加えて、にほんいち醤油そば
と命名される、黒印のラーメンも提供されており、これもまた気になる所
ただ、こちらの鶏白湯はスープだけでは無く
そのトッピングもまた、斬新なことで知られる品でして
ここは5年遅れながら、
噂に名高い鶏白湯を頂いてみたい所
券売機には限定麺など、
興味をそそる品も多数並びますが、ここは初志貫徹
新人賞受賞を得た鶏白湯、その極トッピングを頂いてみようと思います。
鶏油と生クリームを合わせたスープは、まるでカルボナーラ 麺巧 潮で頂く洋風鶏白湯 極
店内に入ると、9席ほどのカウンター
そしてテーブル席1卓がお出迎えとなる、神田淡路町の麺巧 潮
購入した券を手渡し、カウンター席へ腰掛けますと
準備された卓上調味料と共に
同店にて提供されるメイン2品に関する解説が目を惹きます
そうこうしながら待つこと10分ほど
外待ちから合わせ、約20分待ちで頂くものとなった本日のランチ
神田淡路町の麺巧 潮で頂く
鶏白湯そば 極トッピングになります
まず目を惹くのが、想像以上に黄色み掛かったそのスープ
まるでコーンポタージュを思わせる程に、黄色がまぶしいその仕上がり
更にトッピングには、豚肩ロースが二枚
その下で5枚並ぶのは、鴨ローストでしょうか
そしてアスパラの肉巻きが中央を陣取り
その下にスタガを見せているのはポーチドエッグ
フライドオニオンもふんだんにあしらっており
洋風という事前の触れ込み無しでも、その欧風さは十分伝わってきます
それではまず、スープから頂いてみますが
ベースとなるのはもちろん鶏白湯
大山鶏を使用しているとの事で、鶏の旨味がふんだんに感じられるのですが
それをよりクリーミーに仕上げているのが、鶏油と共に使われている生クリーム
クリーミーというよりむしろ、ポタージュのようでもあり
鶏の旨味をコーティングするように、口の中へと広がっていきます
そんな濃厚スープと頂く麺は、
これは鶏白湯系では珍しい、細く透明掛かったストレート麺
ツルッとした舌触りが印象的で、程良くスープを絡めます
スープが濃厚であればこそ
むしろこの麺のチョイスが最良にも感じる程、スープにマッチした麺
独特の食感を楽しみながら、
続いてはトッピングの方へ向かっていき、
まずは5枚たっぷり入った鴨のロースト
薄めのカットとなりますが、肉感しっかりしておりジューシーな味わい
共に頂くのはブロッコリーとなり
これもカルボナーラ風のスープに馴染む、面白いトッピングです
続いては豚肩ロースですが、
こちらはより、肉感のしっかりした旨味の強いチャーシュー
ワシッとした歯ごたえも印象的で、食べ応えを増幅させます
そして同品、最大の特徴となるのが
こちら、一本丸々が入ったアスパラの肉巻き
カリッと焼かれた豚肉、
その中には丸々一本のアスパラを使用
こちらは強めの味付けを事前に施している様で
スープに絡まずとも十分な濃い味を感じることが出来ます
むしろご飯のおかずにもなりそうなほどですが
問題となるのは、アスパラ特有の筋でして
これを下処理してはいるのでしょうが
それであっても残る部分があり、ここがどうしても引っ掛かってしまうのです
その食べづらさが気になりはするものの
濃い目の味付けは私の望むところで、これも面白いトッピングなのは間違いありません
そして最後、これも外す事の出来ない手の込んだ品
スープの中で熱を帯び、しっかり固まりだしたポーチドエッグ
これも手の込んだ、洋食要素を高めるワンポイントとなるのでしょうが
反面、ポーチドエッグでなければならない理由は余り見えてこず
とは言え、他店では味わえない
洋風テイストをふんだんに詰め込んだ鶏白湯というコンセプトは唯一無二
要不要で判断するよりも
他店には無いその独創性を楽しむ事こそ、麺巧 潮の楽しみ方にも思います
是非とも次回は、本日オーダーに至らなかった
にほんいち醤油そばを頂きに再訪してみたいところです。
麺巧 潮
■ めんたく うしお
■ 住所:東京都千代田区神田淡路町2-4-4 アール神田淡路町 B1F
■ 営業時間:11:00~19:00
■ 定休日:不定休