函館駅前の朝市きっての人気店、うに むらかみ 函館本店 午前9時から行列の名店で頂く、夏限定メニュー「エゾバフンウニ」の塩水うに丼

函館旅行、三日目の朝ご飯は朝市へと向かうことに

朝市内にも各所回りたいお店があったのですが、この日最大のお目当てとしていたのがこちら

函館が誇る、ウニの名店

「うに むらかみ 函館本店」となります

 

実はこの前日にも、朝ご飯目当てで訪問したものの、まさかの定休日に遭遇w

平日が定休日であったとは、下調べをしなかった我が身を呪うも、まだチャンスはあるとばかりに、翌日リベンジ

今度は当然、営業を確認の上での訪問となり、噂に名高いウニ丼を頂くべく、お店を訪れるものとなりました。

JR函館駅すぐお隣、函館名物朝市きっての行列が出来る人気店、うに むらかみ 函館本店

楽天市場の通販を始め、北海道産のウニを語る上で外すことの出来ない存在となるのが、うに むらかみ

私も過去に、物産展等で同店のウニ丼を頂いたことがあるのですが、やはりその存在感は別格

(もちろん、お値段もw)

 

前述した通り、通販でも極上のウニを頂けるお店となるので、敢えて現地でまで頂かずとも

と思う反面、物産展や通販ですら、あれだけの美味さを誇るウニであればこそ、実際にお店で頂くとどうなるのか

その差異を一度は食べ比べ、知っておきたいと思う所より、今回は本店を訪れることに

 

さて、この日お店に着いた時刻は午前9時

朝市内で朝ご飯を頂くには少し遅い時間ながら、うに むらかみの開店時刻も夏場は9時とのこと

 

同開店に合わせてお店を訪れたのですが、時すでに遅し

開店待ちをしていたとおぼしきお客さんで、店内はすでに満席とのこと

その後に続く形で、私たちの前には3組8名のお客さんが並んでおり、その後へと付ける形に

 

この日が週末であれば、この混雑にも理解を示せますが、この日は平日真っ只中

また、我が家は今年の夏休み入りが早かったため、子連れでの訪問となっておりますが、世の中的にはまだ夏休み手前の時期

 

要するに、旅行のハイシーズンでも何でも無い、ただの平日だというのに、朝9時の開店と同時に満席となる大盛況ぶり

函館きっての名店とは言え、この混雑ぶりは予想出来ず…

 

そんな列の最後尾に付け、待つこと30分でようやく店内へと案内

ここでようやく、メニューの方をチェックしていきます

まずはこちら、

ウニ屋を豪語する同店が提供する料理は、頭の先からつま先までウニ三昧

グラタンであろうとだし巻き玉子だろうと、どこを見渡してもウニが行き渡る品尽くし

そのため、お値段も流石の価格を付けておりますが、その価格に見合うだけの新鮮なウニがふんだんに使われていることも手に取る様に伝わってきます

 

前述したウニ料理も気になる所ですが、やはり頂きたいのは生のウニ

こちらでは、ウニのお刺身を始めとした鮮魚系をご案内

ウニ屋とは言え、朝市内のお店だけに、鮮魚、盛り合わせも多数提供されております

 

そのお隣には、ウニを豪勢に30gも使用した殻焼きのウニに始まり、

ホタテにホッキ貝、アワビにじゃがバターと、焼き物が勢揃い

 

そしてもういっちょ、

こちらはメインと言うよりも、おつまみでしょうか

焼き魚に揚げ物、サラダと並ぶのですが、

さすがにこちらのページでは、ウニの姿を発見することは出来ず(笑)

 

さて、いよいよ本番「ご飯もの」となります

うにむらかみで、頂くべき品と言えば当然

ウニ丼に於いて、他なりません

 

しかし、丼もウニのみでは無く

・ウニいくら丼

・三色丼(うに、いくら、サーモン)

・海鮮丼

などなど、そのレパートリーは多数

 

うに好き故の、うに目当てで訪れている私にとっては、うにの清一色以外に関心は無いものの

うにがそこまで好きでも無いウチのかみさん

 

また、今の歳にして、この味を覚えさせるのはまだ早い

と、子供にうに以外を与えたい親としては、他の品が選べるのは有り難いですね

 

そして、ご飯ものはもう少し続き、

今度はうに以外の海鮮を頂ける定食メニュー

こちらには、焼きハラスやトロホッケなどの焼き魚が中心

その下に行くと、先ほど目にした玉子焼きや塩辛などを、小鉢サイズで頂けるメニューも

 

続いては、うにをつかったその他のお食事メニュー

豪華極まりない、うにのお茶漬けに始まり

うに入り天丼、うにの乗った焼きおにぎり、うに雑炊など、うに屋さんで無ければ叶うこと無い贅沢三昧

 

そして最後は、

夕方からのメニューとなる浜焼きへ

こちらは焼き物の単品に加えて、コースでの提供もあるとのこと

 

そして最後の最後にはお酒も控えており

旅先ならではの楽しみ、朝9時からビール片手にウニ丼をがっつく

なんて夢の様な所業を叶えることも可能となっております

 

といった具合に、かなりの早足で駆け抜けてきた、うにむらかみのメニュー一覧

ですが・・・

 

この日は7月の中旬となり、年に一度のあの季節

そう、うにの最高峰と名高い、あのブランドうに

「礼文島産 エゾバフンうに」が解禁になったばかりの時期となるのです

 

通常のウニ丼が、レギュラーサイズ(80g)で4500円に対し

こちら、エゾバフンうに丼は同じ80gで6150円

 

お値段もグレードも、名実ともにワンランク上の1品ですが

これが頂けるのは、年間でも今の時期のみ

 

この期間限定というフレーズに、抗う術を持たない私は

エゾバフンうに丼のハーフサイズをオーダーすることに

 

そして、せっかくならエゾバフンうにと、通常のうにを食べ比べてみよう

ということで、カミさんが生うに丼のハーフをオーダー

 

更に、流石にこのうにの美味しさを子供に教えてしまっては

今後、我が家のエンゲル係数が家計を及ぼしかねないことから

子供にはうにではなく「選べる二色丼」を蟹&サーモンにてオーダーするものとなりました。

7月に解禁を迎えたばかりの夏季限定メニュー「エゾバフンウニ」の塩水うに丼を食べ比べてみた

旅先だからこそ出来る、年に一度の贅沢

朝イチのご飯に、うに丼をビールと共に頂く、という目が潰れそうな贅沢を味わいに訪れた、函館のうにむらかみ本店

30分待った末にようやくオーダーを終え、うに丼の到着を待つことに

 

ちなみに、本日私がオーダーした「エゾバフンうに」の産地は、

こちらの地図によると、利尻産とのこと

また、通常のうに丼に使用されるうには、焼尻産のムラサキウニになるとか

 

ムラサキウニであったとして、うに好きからすれば願ってもない品

しかもそれが、あろうことか年イチの解禁に遭遇したことで、エゾバフンうににグレードアップ出来るとは

 

今か今かと到着を待ち、ちょうどビールが空いた頃

ついに私の前へとお披露目になったのがこちらの品、

函館朝市が誇る、行列の出来る超人気店

うにむらかみ本店にて頂く、この時期のみの限定メニュー

「エゾバフンうに丼(ハーフサイズ)」となります

 

ご飯を盛り付けている丼は、ハーフサイズとあってか若干小さめ

しかしながら、その上を覆い尽くす黄金のうにたち

ハーフで40gとのことでしたが、これはもう十分すぎる量と言えます

 

願わくば、うにはハーフのまま、ご飯を倍増して貰いたい程ですが

ここは朝市、この後にも食べ歩く可能性を考えれば、敢えてのご飯減らしも大人の選択と言えそうです

 

ちなみに、同タイミングで提供された、その他の注文がこちら

向かって左は、通常メニュー

「無添加生うに丼」のハーフサイズで、この日のうには、ムラサキウニとのこと

 

そしてもう一方が、子供用にオーダーした

「二色丼(かに&サーモン)」となっております

 

普段であれば、注目の的であろう二色丼も、この日ばかりは脇役認定

主役と準主役となる2品に並んで頂き、その趣を比べてみますと、

うーん、どちらもハーフサイズでの注文となりますが、うにの量はエゾバフンうにに軍配が上がる様な気も

まあ、お値段も倍・・まではいきませんが、1.5倍程の価格差になりますしね

 

うに単体のサイズ感のみであれば、ムラサキウニに票が入りそうなものの

いざ両者を味わってみれば、その差は一目瞭然

 

エゾバフンうにの濃厚で嫌み無い、極ウマな甘みは、もううにの神様と呼んでも差し支えないかというレベル

私もこれまで、数多くのうに料理、うに丼を食べ歩いてきましたが

ここまで甘く、旨味が濃厚なうにはこれが初めて

 

きめ細やかな身からは、わずか一口でも重厚な甘みが広がり、そこに一切の臭みは無し

とにかく甘く、強い旨味が押し寄せるばかりで、一口を運ぶたびに笑顔が零れる始末

 

対するムラサキウニですが、こちらだって単品で頂いていれば十分、上等なうに丼

当然、臭みはありませんし旨味も十分、甘みだって感じます

 

ですが、それはあくまで単体で頂いた場合の話であって

今ここ、お隣に居合わせているライバルが強敵過ぎるのです

 

否が応でも比べられる、エゾバフンうにを前にしてしまえば、

ムラサキウニの持つポテンシャルを総動員したとしても、

甘み、旨味、コク、どのパラメーターも残念ながら下回るばかり

 

ただこれも、両者を食べ比べたからこそ分かるものであり、

それぞれを一方のみ食べていたら、その差異に気付くことも無かったでしょう

 

 

という訳で、初訪問となった、うにむらかみ本店

ここでしか、いやこの時期にしか味わうことが出来ない「エゾバフンうに」にはとにかく大満足

 

スタンディングオベーションという形で、最大の賛辞をお送りしたい程でしたが

前述した通り、まだまだ行列の続く大人気店

 

私が賛辞を送るよりも、さっさと食べ終え、席を空けることが

お店に対する最大のオマージュと感じ、早々にお店を後にするものとなりました

 

が、しかし

お店を出た後も、向こう30分は続く、うにの余韻

 

このまま、お昼ご飯を食べることも勿体なく感じてしまう程

とにかく、豪華で盛大な甘みと旨味の雨あられに包まれる、史上最高の朝ご飯を堪能させて頂きました。

 

うに むらかみ 函館本店

■ううにむらかみ はこだてほんてん

■ 住所:北海道函館市大手町22-1

■ 営業時間:[4月下旬~9/30]9:00~14:30 /17:00~22:00

[10/1~4月下旬]11:00~14:30 /17:00~22:00

■ 定休日:水曜日・年末年始

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