まるで無限城!? 鬼滅の刃、最終決戦地のモデルとされる、福島・会津若松の大川荘に宿泊! おもてなしの数々を堪能してみた

10月の連休を使い、久々の旅行へ出ることに

 

今回の行き先ですが、その前に簡単な経緯を

多分漏れず子供が絶賛ハマっている「鬼滅の刃」

その最終決戦の地となるのが、無限城というなんとも風情あるお城となるのですが

 

実はこのお城には「モデル」となる温泉宿があった!?

なんて話が少し前より、ネット等でまことしやかに囁かれているのです

 

また、無限城だけで無く

様々なゲーム、アニメなどでも

アイディア・モデルの一環として使われていたり

 

嘘か誠か、様々な説は流れるものの

アニメ、マンガ、ゲーム好きとしては(もちろん鬼滅も)

一度は訪れてみたい、正に聖地の様な場所

 

 

そんな訳で、この連休

GoToトラベルを利用しつつ、向かった先は福島県

千葉から東北自動車道を走り抜けること、約5時間

 

台風も迫る悪天候の中、向かった先は

福島の中でも奥地となる会津若松市

同市内にある芦ノ牧という温泉街にあるこちらの旅館、

大川荘を訪れるものとなりました

 

朝の10時過ぎに出発し、

途中、休憩やお昼を挟み、宿に着いたのは16時

 

その間、1人運転しきった私は精も根も疲れ果てていたものの、

旅館に入るや否や

この風情溢れる作りに胸躍るばかり

 

旅館へと続く渡り廊下より眼下を見下ろせば、

  

おぉ・・・

なにやら、楽しそうな予感が漂ってきます。

鬼舞辻無惨との最終決戦の地、無限城を彷彿とさせる会津若松の大川荘 そこには上弦の肆「鳴女」の姿が!?

旅館(ホテル??)の中へと歩を進め

まずはチェックイン作業を進めるカミさん

 

それを子供と共にフロントで待っていると

なにやら、琵琶?三味線??の様な音色が・・・

 

確かここは、無限城のモデルの地(と、まことしやかに囁かれている)

もしや本当に、上弦の肆「鳴女」がいるのでは!?

 

城(じゃなくて旅館)の床、および壁が

鳴り響く三味線の音色に合わせて動き出すのでは無いか!?

と、細心の注意を払いながら、鳴り響く音色の元へと近づいていくと・・・

・・・いた!!

上弦の肆、鳴女の姿を発見・・・

 

ではなく

こちら、15時~18時に掛けて

チェックインされるお客さんをもてなすべく、三味線の生演奏を行っているのだとか

 

しかし、その音色を奏でている空中階段の様な箇所

この作りは正に、無限城そのもの!!

 

しかもその中央では、鳴女よろしく

琵琶に代わって三味線を弾く女性奏者さんの姿

 

見る角度を変えて見ると、

その既視感はいっそう上がるばかり

 

これはもう、鬼滅のファンなら拍手喝采ものの再現性・・・

イヤイヤ違う、こちらがむしろ本家である訳ですから

聖地巡礼と呼ぶに相応しい、ファンなら一度は訪れたい絶景と言えましょう

 

 

さて、そんな聖地をしっかり楽しんだ後は

グルメブログらしく本題、大川荘の晩ご飯へ

 

頂く料理はコースとなっているのですが、

お酒は別途の注文となっており

米所、福島らしく県内産の日本酒が多数提供されております

 

ひやおろしを始めとしたお酒と共に頂く料理もまた、

福島県ならびに東北地方の素材を活かした料理が中心

魚に肉にと、ボリュームありそうなコースに舌鼓させて頂きましょう。

鬼滅の刃、無限城の聖地巡礼として名を馳せた大川荘ながら、頂く料理・おもてなしも格別揃いだった

無限城のモデルとなった部分にばかり注目される

会津若松市、芦ノ牧温泉街の「大川荘」ですが

 

こちら老舗旅館とあって、当然ながら

おもてなしや料理も満足の品ぞろいとなっております

 

今回は2泊での宿泊となったのですが

その1日目の晩ご飯をご紹介してみようと思います

 

家族連れでの訪問となりますので

大人と子供とでは、異なる料理が提供され、まずはこちら

子供用の御膳からとなります

蟹のグラタンに海老フライ、そしてハンバーグ

ご飯に代わっておいなりさんにえび天巻き

 

更には、大人の御膳と同じく

福島県産和牛を使ったステーキも提供される

子供どころか大人でも満足しそうなコースが提供

 

当然、大人向けのコースはこれを上回るものとなりまして、

まずは前菜から

鰊の山椒漬けと牡蠣酢のジュレ

手作り豆腐の飛子添え、栗麩田楽、会津地鶏のクリスピーなど

 

続いては煮物、鍋の方へと移り

巻湯葉と穴子の旨煮

鍋には、鮑とおたね人参の蟹餡かけが

 

食材の豪華さもさることながら

どれも二手間、三手間と手の掛かった和食が中心

 

また、使用される食材にも

地産地消を意識してか、福島県内の品が多いのも特徴

海アリ、山アリと食材の宝庫、福島県らしい品々が頂けます

 

そして、やはり目を惹くのが肉!!

こちらが、

福島県産和牛のステーキとなりまして

同品については、大人だけで無く子供の分も提供

 

ステーキを頂くソースもまた凝った品となっており

福島県産のリンゴをベースにしたソースとなっております

 

そんなステーキの焼き上がりを待つ間には、

本日のお造りとなる、岩魚(いわな)のお造り、

そして実は名産でもある、会津産馬刺しはカルパッチョにて

 

両品を頂きながら、焼き上がりを待つステーキは、

この通り、美しい焼き目を付けて完成

バターが溶けた高い薫りに包まれ

程良い脂質を残した、柔らかなステーキが頂けます

 

そして、だいぶ満腹を迎えるコースの〆には、

会津県産のお蕎麦が提供

蕎麦粉の香りをしっかり立たせたお蕎麦となっており

喉ごしも心地よく、風味と共に味わうものとなりました

 

そして最後は甘味へと映りまして、

かぼちゃの焼き菓子、チョコレートのムース

そして、季節的には名残となったメロンまで

 

これらコース料理は、食材の仕入れはもちろん

季節によっても様々異なるものとなりますが

福島を中心とした食材を味わえる、丁寧な和食揃いとなりました

 

 

無限城に既視感ある佇まいばかりに注目が行くものの

広々とした温泉に露天風呂

なかでも、渓谷一面を見渡せる、空中露天風呂の絶景は必見な美しさで

 

また、こちらで働かれているスタッフさんらの気配りも素晴らしく

朝から夜に至るまで、細かな部分まで気を利かせて頂いたりと

大満足の二泊三日を送るものとなりました

 

最寄り駅からは離れておりますので

自家用車ないしは送迎バスでの訪問が必須となりますが

 

料理に温泉、おもてなし、更には無限城らしいお出迎えと、

大人から子供まで楽しめる、大満足の旅館となります。

 

大川荘

■ おおかわそう

■ 住所:福島県会津若松市大戸町芦ノ牧下夕平984

■ 営業時間:15:00~

■ 定休日:無休

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